横浜市中区 中華街 改修工事
概要
鉄筋コンクリート造の外壁改修
施工箇所
外壁、浮き・クラック部分
施工内容
クラックの改修工事
概況
今回の工事は鉄筋コンクリート造のクラック・窓回り改修工事です。
調査
お客様曰く「雨漏り箇所を補修してほしい」とのご要望があり、外壁を打診検査。
更に足場は設置せず、隣の建物から手の届く範囲での工事のご要望でした。
下地処理
施工しない箇所へは養生を行い、凹凸のある箇所へパテを打ちます。その後、平滑に研磨(パテ研ぎ)をしました。
既存の壁紙、剥がしていない箇所は仕上がりの良さを重視し、全撤去を行わず壁紙の上から漆喰を施します。
但し、近年使用されている壁紙には特殊な表面処理加工を施した壁紙が多くあります。
汚れ抑制のために撥水や防汚機能が付与されているの壁紙です。
これらの撥水壁紙に塗装を行うのであれば、塗料が弾かれてしまうため表面を研磨する必要があります。
こちらの住宅では撥水加工された壁紙ではなかったため、壁紙の上から漆喰を施工しました。
漆喰の解説と防カビ
漆喰(しっくい)は、消石灰を主原料に糊などを混ぜ水で練り上げた伝統的な塗り壁材です。
耐火性・不燃性・調湿に優れ、強アルカリのためカビが生えにくく、内装・外装材として利用されています。
但し、耐火・不燃・調湿機能を持っているのは、あくまでも土壁の上に塗る仕上材としての漆喰です。
表面仕上材の漆喰にはこれらの機能は少ししかありません。
乾いた紙を並べて湿気を吸わせるとすれば、A4の紙は1平米あたり16.7枚ですから、今回の施工面積が約30平米のため、16.7枚×30平米=500枚です。
家電量販店で売られているA4のプリント用紙が500枚1束で売られているので、それを全部広げた程度の湿気を吸わせることが可能という訳です。しかし、強アルカリ性による防カビ性能は非常に高く、カビや藻の繁殖を抑制できます。
強アルカリ性を身近な物で説明すると、家庭の中にある塩素系漂白剤がそれにあたり、有機物の汚れやカビ・細菌に対して強力な殺菌効果を発揮します。
極端な例えですが、商品名のカビキラーやハイターなどが壁に埋め込まれているイメージです。しかし、漂白剤のような不快な臭いはありません。
漂白剤と違う点は、漆喰は空気中の水分に消石灰が反応し、強アルカリ性能となるため、カビ、ウイルスが付着したとしても直ぐに死滅してしまうのです。
近年、塗料でも漆喰のように消石灰を主成分した塗料が多く販売されるようになり、機能性塗料としての防カビ・抗ウイルス
塗料として注目されています。
特にトイレや脱衣所では抜群の消臭効果を発揮し、漆喰塗料の効果は「使った人にしか知ることが出来ない」隠れた名品です。
但し漆喰であっても、常に湿っている環境の場合はカビが生えてしまうこともあります。
住宅のカビのトラブルの多くは、浴室や窓際の結露が代表的です。
その他には、押入れ・クローゼットの奥など、通気の悪い箇所にカビが発生します。
カビを生やさないためには、防カビ・抗ウイルス塗料を使ったとしても、常に換気に気をくばり扇風機などで空気をよどませない事が大切です。
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